猫のワクチンとは、猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルス、猫汎白血球減少症ウイルスなどの感染症を予防するための予防接種です。3種混合と5種混合が一般的です。
猫のワクチンは「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」に分けられます。コアワクチン(3種混合)はすべての猫に推奨され、猫ヘルペスウイルス(猫風邪)、猫カリシウイルス、猫汎白血球減少症(猫パルボ)を予防します。
5種混合ワクチンは3種に加えて猫白血病ウイルス(FeLV)と猫クラミジア感染症を予防するもので、外に出る猫や多頭飼いの猫に推奨されます。完全室内飼いの猫は3種混合で十分とされる場合が多いです。
接種スケジュールは、生後8週で1回目、12週で2回目、16週で3回目が標準です。その後は1年に1回の追加接種(ブースター)が推奨されますが、近年は3年に1回でも十分との見解もあり、獣医師と相談して決めることが重要です。
副反応は、接種部位の腫れ、一時的な食欲低下・元気消失が主です。まれにアナフィラキシーが起きることがあるため、接種後30分〜1時間は病院で経過観察するのが安全です。
3種混合(コアワクチン):すべての猫に推奨。費用は3,000〜5,000円/回
5種混合:外に出る猫・多頭飼い猫向け。費用は5,000〜8,000円/回
猫白血病単独ワクチン:FeLV陰性の猫で外出リスクがある場合