室内飼い(完全室内飼い)とは、猫を一切外に出さず、室内のみで飼育する方法です。現代の日本における猫飼育の標準的なスタイルで、環境省も推奨しています。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、猫の飼育形態は「完全室内飼い」が約80%を占めています。環境省も猫の室内飼いを推奨しており、多くのブリーダーが譲渡条件に室内飼いを含めています。
室内飼いの最大のメリットは安全性です。交通事故、猫同士のケンカによる怪我、感染症(猫エイズ・猫白血病等)、迷子、毒物摂取、近隣トラブルなど、外に出すことで生じるリスクをほぼゼロにできます。
快適な室内環境のポイントは、①上下運動ができるスペース(キャットタワー・キャットウォーク)、②窓際の観察スポット(外の景色を見られる場所)、③隠れ場所(段ボールハウス・猫ベッド)、④爪とぎ、⑤適切な温度管理(夏は28℃以下、冬は20℃前後)です。
脱走防止対策も重要です。網戸ロック、玄関のダブルドア(脱走防止柵)、ベランダの脱走防止ネットなど、猫が外に出る経路をすべて塞ぎましょう。特に発情期のオス猫は脱走リスクが高いため、早期の去勢手術が推奨されます。
キャットウォーク設置で上下運動を確保
窓際にキャットベッドを設置して外の観察スポットに
自動給餌器でお留守番時も安心
ペットカメラで外出先から猫の様子を確認